• 小学校に泊まって避難所体験「千早西子ども防災キャンプ2023」【千早西校区】

    2023-08-30

    8月26日(土)、小学校で1泊2日の避難所生活を体験する千早西子ども防災キャンプが実施されました。5年前にダンボールハウスに泊まる体験からはじまった千早西校区の防災キャンプは、途中コロナ禍で3年間の中止を経て、今年は4年ぶり3回目の開催。子ども育成会をはじめ、小学校PTA、おやじの会など多くの地域の方の協力を得て、夏休み最後の週末、大人と子どもが一緒に防災や地域での協力について楽しみながら学ぶことができました。



    当日は、校区在住の小学4年生から6年生まで37名が参加。全員が防災キャンプ初体験ということで、注意事項や熱中症対策について十分な説明と、小学校の教頭先生から「今日は防災訓練です。不便なことキツイこともあると思いますが、それを楽しみに変えて夏休みの思い出となる一日にしてください」と話がありました。まずは、ボランティアの保護者、先生、おやじの会のメンバー、子どもたちが協力してシェルターづくり。今回は体育館に大きな蚊張を9つ設営、班ごとにシェルターに入った子どもたちは、「広いね」「ここで寝ると?」と、ちょっぴり不安げながら、ワクワク、ドキドキの様子でした。



    続いて、家庭科室で夕飯のカレーを作りました。「材料だけ揃え、作り方は子どもたちで考える」というコンセプトで、指導役の保護者に安全上最低限の見守りをしてもらいながら、班ごとに工夫して調理する姿が見られました。夕食後は、校庭でキャンプファイヤーとレクリエーション。福岡市の「遊びの達人派遣事業」として招いたインストラクターの指導のもと、火を囲んで、言葉当てクイズの聖徳太子ゲーム、勝てばカエルから人間になれる進化ジャンケンなどをして楽しみました。



    こうして一日目は無事終了。二日目は、朝の体操、朝食、片づけをして、終わりの会。子どもたちは日頃できない体験を通して、災害への備えの大切さ、普段の生活のありがたさを感じたようです。